トヨタ自動車は11月1日、ハイブリッド車のパイオニア「プリウス」を一部改良。同時に、標準グレード「S」をベースにした特別仕様車「S“セーフティプラス”」「S“セーフティプラス・ツートーン”」を設定し、同日よりトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店で販売を開始した。
さらに、最上級グレード「Aプレミアム“ツーリングセレクション”」をベースとして、プリウス誕生20周年を記念した特別仕様車「20thアニバーサリーリミテッド」を設定。トヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店において、11月15日より12月下旬までの期間限定で受注することを発表した。
今回の一部改良では、ピアノブラック加飾のフロントコンソールトレイを「A」系グレードのブラック内装に採用。また、プリウスPHVで初めて採用された11.6インチT-Connect SDナビゲーションシステムを「A」系グレードにオプション設定している。価格は従来より変更なく、2,429,018~3,394,145円。
「S“セーフティプラス”」「S“セーフティプラス・ツートーン”」は、アクセルペダル踏み間違い時の衝突被害を軽減する「インテリジェントクリアランスソナー」、ミリ波レーダーと単眼カメラによる衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスP」、「シンプルインテリジェントパーキングアシスト」、LEDフロントフォグランプなどを装着。
経済産業省・国土交通省など政府が官民連携で推奨する安全運転サポート車のうち、高齢運転者に特に推奨する「セーフティ・サポートカーS(通称サポカーS)」の「ワイド」に適合させた。
ボディカラーは、「S“セーフティプラス”」がスティールブロンドメタリックを含む全4色。「S“セーフティプラス・ツートーン”がルーフ色アティチュードブラックマイカとボディ色ホワイトパールクリスタルシャインの組み合わせなど全3種類。価格は「S“セーフティプラス”」のFF車が2,607,120円、4WD車が2,801,520。「S“セーフティプラス・ツートーン”」のFF車が2,733,480円、4WD車が2,927,880円。
「Aプレミアム“ツーリングセレクション・20thアニバーサリーリミテッド”」は特別設定色として、ルーフ色にアティチュードブラックマイカ、ボディ色にホワイトパールクリスタルシャインまたはエモーショナルレッドを組み合わせたツートーンカラーを設定。
さらに外観には、ブラックスパッタリング塗装を施したアルミホイールなど、随所にブラックを配色して、外板色とのコントラストを際立たせている。
そのほか、11.6インチT-Connect SDナビゲーションシステムを特別装備し、オリジナル加飾を施した専用スマートキー、専用車検証入れ(プレミアムナッパ本革仕様)を付属して特別感を高め、20周年記念ならではのプレミアムな限定車としている。
価格はFF車が3,850,000円、4WD車が4,044,400円。