
<フィリーズ8-7ドジャース>◇6日(日本時間7日)◇シチズンズバンクパーク
ドジャース大谷翔平投手(30)は「1番DH」でスタメン出場し、4打数無安打1四球3三振と、今季2度目の1試合3三振を喫した。
フィリーズの先発は快速左腕サンチェス。
初回の第1打席は、カウント1-2からのチェンジアップにタイミングを崩され、空振り三振。
3回の第2打席は、カウント2-2から内角チェンジアップに空振り三振を喫した。
5回の第3打席は、カウント2-2から内角速球に空振り三振。
7回の第4打席は、無死一塁から11試合連続出塁となる四球でつなぎ、4番テオスカー・ヘルナンデスの犠飛で一時は同点となるホームを踏んだ。
9回の第5打席は、快速クローザー左腕アルバラドの時速99・5マイル(約160・2キロ)のシンカーに詰まらされ、一ゴロに倒れた。
同地での初アーチは来季以降にお預けとなった。
最大4点をリードされたドジャースは、中盤に追い上げ、7回には打線がつながり、逆転に成功。ところが、その裏、5番手トライネンが再逆転を許し、1点差で惜敗。敵地3連戦で1勝2敗と、今季初めて負け越した。
試合後のロバーツ監督は「我々は戦い続けたし、勝てるチャンスはあった」と野手陣の反撃には一定の評価を与えた。その一方で、「10人を歩かせると(実際は11打者)、勝つのは難しい」と、制球難で失点を重ねた投手陣に反省を促した。