
<ナショナルズ6-4ドジャース>◇7日(日本時間8日)◇ナショナルズパーク
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場し、第2打席で4号2ランを放つなど、4打数3安打1本塁打2打点1四球。自身2度目のサイクル安打には惜しくも及ばなかった。
第1打席は左腕ゴアと対戦。1ボールからの直球を痛烈にはじき返すと、二塁手ガルシアのグラブをはじく二塁内野安打となった。これが3試合ぶりの安打となった。打球速度は113・1マイル(約182キロ)。2番ベッツが併殺に倒れ、二塁封殺となった。
0-2の3回2死一塁では、2ボールから真ん中付近の94・4マイル(約152キロ)の直球を強振すると、打球は右翼ブルペンへ飛び込む同点2ランとなった。
打球速度は101・9マイル(約164キロ)、飛距離は378フィート(約115メートル)、打球角度は28度で、2日(同3日)ブレーブス戦でのサヨナラ本塁打以来のアーチとなった。
第3打席は2-3の5回2死、2ストライクから中堅フェンス直撃の三塁打を放ち、二塁打が出ればサイクル安打に迫った。打球速度は104・9マイル(約169キロ)、飛距離393フィート(約118メートル)だった。
第4打席は2-6の8回無死一塁で右腕シムズと対戦。カウント2-2から捕逸で無死二塁となったが、高めのスイーパーに手が出ず、見逃し三振に倒れた。
第5打席は4-6の9回2死三塁で守護神フィネガンと対戦。5球連続のスプリットでフルカウントとなると、低めのスプリットを見極め四球で出塁した。大谷の四球に、スタジアムのドジャースファンからは、フィネガンへブーイングが浴びせられた。
続くベッツの打席でスタートは切らず、二ゴロでチームは今季初の連敗を喫した。
大谷は19年6月13日(同14日)以来となる2度目のサイクル安打には及ばなかった。
今季はこれで打率3割1分1厘、4本塁打、5打点、2盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.080とした。この日の午前中には、前年のワールドシリーズ覇者として、米ホワイトハウスを表敬訪問。ドナルド・トランプ米大統領と面会した。