
スポーツメーカーのミズノは22日、硬式用木製の「魚雷型バット」の生産を開始すると明らかにした。
「ミズノベースボール」のインスタグラムで発表したもので、「ミズノでは打者のタイプで選べるよう、振りバランスや重心位置の異なる種類」を用意した。3種類あり、いずれも1本、2万6400円。現在は直営店限定で予約を受け付けている。
大リーグで話題の魚雷バットは、プロ野球では既に使用が始まっている。11日に開かされたプロ野球規則委員会で即日容認。各選手が練習で試す中、西武源田壮亮内野手(32)が18日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)で使用した。
アマ野球でも16日に全日本野球協会(BFJ)が「野球用具に関するお知らせ」をアマチュア野球規則委員会委員長名で各加盟団体(日本野球連盟、全日本大学野球連盟、日本高野連、全日本軟式野球連盟、全日本女子野球連盟)に送付。BFJマークが表示されていれば、社会人・大学・高校野球等の公式戦で使用できることを確認した。