
<明治安田J1:神戸1-0町田>◇20日◇第11節◇ノエスタ
FC町田ゼルビアが、アウェーでヴィッセル神戸に0-1で敗れた。
前半9分には神戸MF佐々木大樹(25)、FW大迫勇也(34)のシュートをGK谷晃生(24)が立て続けにセーブ。大迫の強烈なボレーは顔面で防ぎ、その後も守備陣が体を張って守った。それでも後半17分に相手のクロスを防ごうとしたDF岡村大八(28)のクリアが自軍ゴールに飛んでオウンゴール。この1点が最後まで響いた。
前半アディショナルタイムにFW藤尾翔太(23)が合わせたボレーが神戸DFにブロックされ、後半終了間際に途中出場のFW桑山侃士(22)が放った決定的なシュートも決められず。最後までネットを揺らすことはできなかった。
黒田剛監督(54)は「前後半ともにしっかりと間の長所をしっかりと消しながら、攻撃に結びつけるチャンスも幾度となく作れた」と昨季王者相手の試合に手応えを示しながらも、決定力不足には「もうひとつスキルを上げなきゃならないこともある」と苦言。今後に向けては「不運な失点から敗戦ということになってしまったことをすごく悔しく思うし、なかなか割り切れない部分もあると思うが、次にホーム戦あるので、気持ちを切り替えていきたい」と前を向いた。