
<明治安田J1:神戸2-1川崎F>◇16日◇第12節◇ノエスタ
川崎フロンターレがアウェーでヴィッセル神戸に敗れ、今季2敗目を喫した。
試合は序盤から神戸に主導権を握られ、前半に2失点。前半終了間際にFWマルシーニョ(29)のゴールで1点を返すも、追加点は遠かった。
長谷部茂利監督は「前半から自分たちがいい形は攻守にわたって取れなかった。相手の方がいいリズムでできていた」と点差以上の完敗を認めた。
後半には多くの選手を入れ替えて打開を図ったが、追加点は奪えず敗戦。「後半に良くなったかというとそうでもない。多くのことがうまくいかなかった」と振り返った。
指揮官は連戦が続く中での疲労にも言及。「多少なりはあったと思う。体と心、頭もずっとサッカーのことが出ずっぱりなので、疲れてるとは思う。でもそれは言い訳にできないという話もしている。タイトスケジュールとも戦っていかなくてはいけないクラブの立ち位置。試合には負けてしまったが、大きなけが人は出てないと思うので、タイトスケジュールには負けていない。そう捉えています」と話し、20日の東京ヴェルディ戦、28日からサウジアラビアで戦うアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の戦いに目を向けた。【永田淳】