
<明治安田J1:神戸2-1川崎F>◇16日◇第12節◇ノエスタ
ヴィッセル神戸が川崎フロンターレを下して今季初の連勝を飾った。
前半から相手陣でのプレー時間を長くした神戸は、前半30分にMFエリキ(30)の猛烈なプレスでGKのミスを誘うと、こぼれたボールをゴール前のFW佐々木大樹(25)が右足ワンタッチで狙う。このシュートはゴール左に外れ、得点とはならなかったが、直後の同31分、佐々木が右から蹴ったボールが川崎Fの選手に当たってコースが変わり、ボールはそのままニアサイドに飛んでネットを揺らし、神戸が先制に成功した。
同45分には右CKからのボールをDFマテウス・トゥーレル(26)が頭で押し込んで2点目。今季3度目の複数得点とした。
一方の川崎Fも同アディショナルタイム、右サイドでボールを奪って素早く運び、FWマルシーニョ(29)が個人技で決めて1点を返した。
後半は川崎Fが選手を入れながら打開を図るもゴールには届かず、エリキのスピード突破からチャンスを作った神戸も追加点を決められないままタイムアップ。前半のリードを守った神戸が、リーグでは今季初となるホーム白星を手にした。川崎Fは7試合ぶり黒星となる今季2敗目を喫した。