
<楽天1-6オリックス>◇13日◇楽天モバイルパーク
オリックスがプロ野球記録の開幕から敵地8連勝を決めた。
試合前時点でチーム打率3割超えの打線はこの日も初回からつながり、一挙3得点。今季10度目の2桁安打で、両リーグ最速の10勝に到達した。
初回、1死満塁で5番頓宮裕真捕手(28)の押し出し四球で先制。なお2死満塁から7番中川圭太内野手(29)が左翼へ2点適時打を放った。開幕2戦目の3月29日には本拠地で5回2安打無得点に抑え込まれた楽天古謝から3四球、3安打で3点を奪った。
さらに、3-0の3回には4番杉本裕太郎外野手(34)が左翼へ3号ソロ。なお2死二塁で8番若月健矢捕手(29)の右前適時打で5-0と一気に突き放した。
援護をもらった先発の宮城大弥投手(23)は雨が降りしきる中、8回までに132球を投じて5安打1失点で2勝目。昨季10月6日の最終戦に雨天コールドゲームで規定投球回に1回1/3届かず涙した楽天モバイルパークで、雪辱を果たした。
エースの快投と、好調打線ががっちりとかみ合い、3連勝。今季最多の貯金7で首位を走る。