
<日本ハム1-2西武>◇12日◇エスコンフィールド
日本ハム矢沢宏太投手(24)が、敗戦目前で一矢報いる一打を放った。2点を負う9回2死一、二塁で代打で登場し、西武平良海馬投手(25)から中前適時打。チームの今季初の完封負けを阻止する1本になったが、新庄剛志監督(53)は「あのヒットは期待してなかったけど」。
その真意は「もっとパコーンと昨日の最後のフェン直ぐらいのイメージありました」。11日の同戦では8回に今井達也投手(26)から、あと数十センチで本塁打という右翼フェンス直撃の二塁打を放っており、指揮官の期待値は高かったようだ。
それでも「追い込まれて力で押し込んだ。大したもんですよね。ああいう場面で期待できるように少しずつなってきていますよね」としっかり評価していた。