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【巨人】戸郷翔征、自己ワースト10失点で4回途中KO「ほんとに全て直さないといけない」


巨人の戸郷翔征投手が、広島戦で4回途中までに10安打を許し、自己ワーストの10失点を喫しました。この試合で、戸郷は106球でKOされ、5回を持たずに降板しました。戸郷にとって、これまでの自己ワーストは6失点とありましたが、今回初めて2桁失点となりました。試合後、戸郷は「全てが今かみ合っていない状況なので、全て直さないといけない。こんなに思った通りにいかないのも初めて」と語り、現状の難しさを吐露しました。彼は球速やコントロールに悩みを抱える中で、カットボール習得の影響を受けているとしています。試合中の4回では、6安打を浴び、1イニングで7失点を重ね、降板を余儀なくされました。この敗戦を機に戸郷は、エースとして復調を期しています。

広島対巨人 4回途中10失点の戸郷(左)は阿部監督(右)から交代を告げられる(撮影・上田博志)

<広島-巨人>◇11日◇マツダスタジアム

エースの混迷が極まった。巨人戸郷翔征投手(25)が4回途中までに10安打を打たれて自己ワーストの10失点。106球、5回持たずにKOされた。阿部監督から肩をたたかれると、自らを責めるように首を振ってマウンドを降りた。こわばった表情はベンチに下がっても変わらず。幾度も首をひねる姿に、沈痛さが増す乱調となった。

今季は開幕戦を含め、ここまで2試合に登板し、7失点、防御率5・63と苦戦中だった。三度目の正直をかけ、前日10日には「投手の生命線である真っすぐがよくなれば、それがベストになるボール。今はまっすぐをまた見つめ直してやってます」と見据えていた。カットボールの習得に取り組んだ影響もあってか、直球の質に違和感を覚えていた。

この日は初回の初球、2球目と直球を続けたがいずれもボール。2回に2死三塁から甲斐の適時打で先制点をもらったが、直後のマウンドで4安打を集められて3失点とあっさり逆転を許した。3回からは変化球主体に変えたが、4回も4連打を含む6安打を浴びて、この回だけで7失点となった。

苦境に光明を見いだしたかったが、待っていたのは厳しい現実だった。「全て今かみ合ってない状況なので、ほんとに全て直さないといけない。こんなに思った通りいかないのも初めて」。これまでの自己ワーストは6失点で過去6度あったが、大きく下回る結果となった。田中将が助言を送るなど、周囲の支えに恩返しを誓う気持ちは強い。エースとしてこのままでは終われない。【阿部健吾】

▼戸郷が4回途中を投げて10安打、10失点。戸郷は過去に6失点が6度あったが、2桁失点は自身初めて。被安打10も、20年9月4日阪神戦、23年8月25日阪神戦に次いで3度目の自己ワーストタイだ。巨人投手の2桁失点は、22年5月3日の赤星以来。赤星もマツダスタジアムでの広島戦で、4回途中12失点だった。

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