
巨人戸郷翔征投手(25)がマー君からの助言で復調だ。7日、神奈川・川崎市のジャイアンツ球場で調整。
急きょブルペンでの投球練習も行い「(田中)将大さんにちょっと話をして、悩みを言ったところ、将大さんも同じ経験あったみたいで、こうしたらいいんじゃないか、というのがはまった。キャッチボールも良かったですし、ブルペンの中でも僕の思っている球がいった」と手応えを強調した。
今季はここまで2試合に登板し、7失点、防御率5・63と本調子にはほど遠い。4日阪神戦では3回7安打3失点でKOされた。直球の不調が原因だと自己分析していたところ、田中将から「ボールの中心をしっかりと握ること」と助言された。直球がややカット軌道になっていたという。「あと20試合以上ある。2試合しか終わってない。不安な気持ちで入るよりは、明るく入ったほうがいいと思うので」と戸郷。次回登板の11日広島戦で今季初勝利をつかむ。