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【巨人】白星遠く…戸郷翔征2試合で8回7失点、防御率5・63「自分の研究もして」阿部監督


巨人の戸郷翔征投手が、誕生日にあたるこの日、3回7安打3失点で早々に降板し今季初黒星を喫した。阪神との伝統の一戦で先発を任されたが、不安定な立ち上がりでピンチを迎え、結果を出せなかった。監督の阿部慎之助氏は、相手だけでなく自身を研究する重要性を指摘し、戸郷にとって今後の学びになる試合とした。戸郷はプロの世界で結果を出し続ける難しさを痛感し、「一筋縄ではいかない」と感じたという。開幕から2試合で8回7失点、防御率5.63と苦しいスタートとなっている。若いエースの苦悩を打ち破るための努力が求められる。

巨人対阪神 3回表を投げ終え、ベンチに戻った巨人戸郷(左)の肩をたたく阿部監督(撮影・前田充)

<巨人2-7阪神>◇4日◇東京ドーム

エースの白星が遠い。この日に25歳の誕生日を迎えた巨人戸郷翔征投手が、3回7安打3失点で今季初黒星を喫した。今季初の「伝統の一戦」の先発マウンドを託されたが、早々にマウンドから消えた。2回2/3で降板した22年6月26日ヤクルト戦(神宮)以来、約3年ぶりの3回以内のノックアウトに「難しいゲームでしたが頭の中もあんまり整理できていな中でピンチを迎えて…」と絞り出した。

立ち上がりから不安定さを露呈した。先頭の近本、続く中野に連打を浴びてピンチを背負った。1死二、三塁から森下の中犠飛で先制点を献上し「1、2番を出してしまうと、ああいう攻撃になってしまう」と猛省。3回は2死から大山、坂本に適時打を浴びて、この回限りで降板した。

3年連続で12勝を挙げるも、プロの世界で結果を出し続けることの難しさに直面している。阿部監督は「相手の研究も大事だけど、自分の研究もしてほしいなと。いい勉強になったと思う」と指摘。戸郷自身も「本当に一筋縄ではいかない」と痛感させられた。開幕から2試合で8回7失点(自責5)、防御率5・63。「1試合終えるごとに何かこれ良かったなと思えるものが増えれば」。エースの苦悩はエースしか打ち破れない。【水谷京裕】

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