
ロブ・マンフレッド・コミッショナーが6日(日本時間7日)、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで話題の魚雷バットにお墨付きを与えた。
魚雷バットはヤンキースの分析部門の元職員が開発し、複数の選手が使用し本塁打を量産していることで話題となった。バットのこれまでの常識にとらわれずヘッド部分が細い形の新型バットに、米球界ではその是非について議論も起こっていた。
だが同コミッショナーは魚雷バットを「野球にとって良いものであることは間違いない」と称賛。「魚雷バットの問題、議論が巻き起こっていることは、野球が我々の文化の中で独特の位置を占めているということを示すもの。何か問題が浮上すると、実際は何ということもない問題なのに、人々が狂乱状態になるからね。このバットは完璧にルールに沿ったものだ」と話した。