
<フィリーズ3-2ドジャース>◇4日(日本時間5日)◇シチズンズバンクパーク
ドジャースがフィリーズに敗れ、開幕からの連勝が「8」で止まった。
先発の山本由伸投手(26)が思わぬ形で失点した。1回1死二塁から二走ターナーが投球前にスタート。山本はプレートを外し三塁へ送球したが、これが悪送球となり先制を許した。6回1失点の好投も今季初黒星を喫し、自らのミスが響く形となった。
大谷翔平投手(30)は4打数1安打。8回2死一塁から右前打で一、三塁と好機を広げたが、ムーキー・ベッツ内野手(32)の打席で二盗に失敗。本塁打が出れば同点の場面だったが好機がついえた。
大谷は昨年7月22日(同23日)のジャイアンツ戦以来の盗塁失敗で、連続成功は「38」でストップ。チームは9回にトミー・エドマン内野手(28)の5号2ランで1点差としたが、2死一塁から代走クリス・テーラー外野手(34)が盗塁失敗した。
デーブ・ロバーツ監督(52)は「負けることは嫌いだ。ただ、いかにプレーするか。今日のように3つも走塁でアウトになれば、攻撃は9イニングが8イニングになる。そういう部分を良くしていかなくてはならない」と話した。