
今田美桜がヒロインのNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~金曜)の8日に放送された第7回の平均世帯視聴率が15・3%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・5%だった。番組最高は第4回、第6回の15・5%。
朝ドラ112作目で、「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかし(本名・柳瀬嵩)さんと小松暢さん夫妻の半生がモデルの物語で、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。
主題歌はRADWIMPSの「賜物」(たまもの)。語りはNHK林田理沙アナウンサーが務める。
あらすじは、釜次(吉田鋼太郎)が腕をけがして、石屋の仕事は思うように回らない。さらに、羽多子(江口のりこ)の内職の仕事もなくなり、米びつをのぞく羽多子とくら(浅田美代子)は不安顔。のぶ(永瀬ゆずな)はそんな朝田家をなんとかしたいと、ある考えのもと草吉(阿部サダヲ)を家に連れていく。のぶは草吉にあんぱんを作ってもらい、朝田家で売ろうと考えていた。しかし、釜次は猛反対し、草吉も願い下げとばかりに去ってしまう。あきらめきれないのぶは、もう1度草吉を説得すべく勢いよく走り出す。草吉は旅立ってしまったかにみえたが、戻ってきて1度だけあんぱん作りを手伝うという。