アメリカン航空は、700機以上のすべての長距離線用ナローボディ機に、Wi-Fiの搭載を完了した。
Gogoの2KuもしくはViaSatのKaのいずれかに対応し、通信衛星を利用してインターネットに接続する。搭乗時から利用でき、プロバイダーのポータルサイトにログインし、インターネット接続の有料購入、無料のライブTVやエンターテインメント動画の視聴ができる。
アメリカン航空では、衛星を経由するWi-Fiを搭載することで、バッファリングや動画の中断といったことがない動画ストリーミング、ファイルのスムーズな送受信が可能となるほか、帯域幅の向上によって、多くの乗客が同時にインターネットにアクセスした場合でも、接続性やスピードが落ちることがないとしている。国際線でライブTVを提供している米系航空会社はアメリカン航空のみで、個人デバイスから12チャンネルを無料で視聴ができる。今年はじめには、Apple Musicとの提携するなど、機内体験の強化を積極化している。
また、全機材全席への電源の設置を進めており、日米間を運航する機材のほか、2クラス制のリージョナルジェットへの設置を完了している。ナローボディ機の多くにはタブレットホルダーを備えており、隣接したUSB電源から充電ができるようになっている。
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