
<東京6大学野球:明大2-1立大>◇第5週第1日◇10日◇神宮
明大の内海優太外野手(3年=広陵)が、値千金の決勝ソロで先勝に導いた。
立大に追いかれた直後の9回先頭。8回まで1点に抑えられていた相手エースの小畠一心投手(4年=智弁学園)の直球を右翼席に運び「(直球は)狙っていました。うまくいきました」と納得顔で振り返った。
主砲の小島大河捕手(4年=東海大相模)が第3週に行われた慶大戦で左脇腹を骨折。攻守の要がベンチ外を余儀なくされた中で、4番に抜てきされた男が期待に応えた。戸塚俊美監督(60)は「なんとなく雰囲気はあった。いいところで打ってくれて、4番のバッティングをしてくれた」とほめたたえた。