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早大4番寺尾拳聖がポーカーフェースな指揮官を緩ませる1発で勝利に貢献「緩い球に対応できた」


東京6大学野球の試合で、早稲田大学が法政大学を7-2で下し、2勝1敗で勝ち点を獲得しました。注目は早大4番の寺尾拳聖選手で、リーグ初の本塁打を含む活躍を見せました。4回には2ラン本塁打を放ち、試合の流れを引き寄せました。監督の小宮山悟氏もこのプレーに満足し、「出血大サービスのホームラン」と笑顔で評価しました。寺尾選手は3年生でありながら4番打者としての重要な役割を担っており、チームに大きく貢献しています。彼自身も、昨年の主力選手と比べてまだ成長の余地があると自覚し、チームの期待に応えたいと語っています。

法大戦でリーグ初本塁打を放った寺尾拳(左)と通算16勝目を飾った伊藤(撮影・平山連)

<東京6大学野球:早大7-2法大>◇第3週3日◇28日◇神宮

早大が法大を下し、2勝1敗で勝ち点を挙げた。

4番の寺尾拳聖(3年=佐久長聖高)が、ポーカーフェースな指揮官を緩ませた。3点リードの4回1死二塁。リーグ初本塁打となる2ランで追加点を挙げ、ダイヤモンドを誇らしそうに一周した。「追いこまれてからも、しっかり緩い球に対応できていた」。オープン戦から4番に据えた男に1発が飛び出し、小宮山悟監督(59)もニヤリと笑みを作った。

これには伏線があった。3回に寺尾が右翼線への二塁打を放った際、小宮山悟監督は「スライディングをした際に、右のケツがすりむいて血が出てた」ことを見逃さなかった。血がにじんだズボン。懸命なプレーの証しを見て、とっさにひらめいた。

次の打席で待望のアーチに「出血大サービスのホームランが出た」とほくそ笑んだ。話はさらに続き「ホームランが出た後、パンツを替えちゃった。(8回の)ショートゴロはいい当たりだけど、取られちゃったね」とオチも忘れなかった。

とはいえ、運を手繰り寄せるのも実力のうち。3年生ながら4番を務める男に、小宮山監督は「頼もしい4番になりつつある」と評した。寺尾も「昨年の印出さんと比べたら頼りないところがあると思うけど、しっかり期待に応えられるようにやっていきたい」と話していた。

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