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国学院大「魚雷バット」使用も連敗脱出ならず「何か変えてみようと…」監督 戦国東都で革命なるか


東都大学野球で国学院大学の選手らが「魚雷バット」を使用した。しかし、亜細亜大学との試合で実戦投入したものの、成果を出せずに1-4で敗れた。国学院大佐藤選手を含む4人の選手がこの新型バットを使用し試合に挑んだが、打撃革命を起こすことはできなかった。教練監督の鳥山氏は「何かを変えよう」という意識からの導入だったが、連敗を止めることはできなかった。一方、亜大は連勝を続け、優勝に向けてさらに勢いを増している。

亜大対国学院大 4回裏国学院大2死三塁、魚雷バットを手に打席に立つ佐藤大(撮影・一樹)

<東都大学野球:亜大4-1国学院大>◇第3週第2日◇24日◇神宮

国内で話題沸騰中の「魚雷バット」が、ついに戦国東都に上陸した。国学院大の佐藤大空外野手(3年=修徳)ら4人が、亜大2回戦で木製の魚雷バットを手に打席に立った。新型バット初安打はなく、1-4と亜大に開幕6連勝を許した。東洋大は青学大を退け1勝1敗タイに持ち込み、中大は日大にカード2連勝で今季初の勝ち点を挙げた。

   ◇   ◇   ◇

「魚雷バット」に連敗脱出の願いを託したが沈黙した。亜大2回戦が雨天中止となった前日23日、メーカーから届くと選手たちはすぐさま練習に取り入れた。「振り抜きやすい」という感触を口にする選手がいたため、鳥山泰孝監督(49)は「使用するかはそれぞれに任せる」と判断。早速4選手が試合で使用した。

佐藤は「重心が根元にある分、扱いやすいんです。でも…三振しちゃいましたけど(笑い)」と2打数無安打で2三振。先端が細く、ボールを捉える部分が太い。重心が手元に近い分、操作性が向上したともいわれているが、使用して1日での実戦。亜大の5投手の継投の前に、チームはわずか2安打に沈んだ。鳥山監督は「いい感触だったこともあるだろうが、実は、何かを変えてみようという思いが大きかった」。連敗脱出の突破口にしたかったと胸の内を明かしたが、2勝5敗で勝ち点1。首位を走る亜大が6連勝で勝ち点3を挙げたため、優勝の可能性は水の泡となった。

「魚雷バット」は今年、メジャー複数球団で選手が使用して本塁打を量産し話題に。NPBに続いて、アマチュア野球でも16日から使用可能となったばかり。好投手がそろう戦国東都で新たな打撃革命が起こるか。【保坂淑子】

▽亜大・正村公弘監督(勝ち点3に)「ここまできたら優勝を狙わないと。次は青学大戦。我々の野球で、しっかり対策をして勝ちにいきたい」

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