
<東都大学野球:亜大4-1国学院大>◇第3週第2日◇24日◇神宮
亜大が国学院大に競り勝ち、開幕から6連勝で勝ち点を3に伸ばし首位をキープした。井上悠投手(3年=県岐阜商)は6試合連続となる救援登板で、今季5勝目を挙げた。
大親友コンビが、首位を走る勢いを見せつけた。1-1で迎えた4回1死、一、二塁、井上がマウンドに上がると、ツーシームで併殺に打ち取り、ピンチを切り抜けた。
ピンチの後のチャンスを生かした。休日はいつも井上と一緒に過ごしているという竹内裕人外野手(4年=大府)が「井上のためにも打ちたかった」と、この回の先頭で打席に立つと、変化球に体制を崩されながらもレフトスタンドに運び勝ち越しに成功。「今日も井上が粘り強く投げてくれた。アイツ(井上)が打たせてくれた一打だと思います」と、いい流れを作ってくれた親友に感謝した。
これで開幕から負けなしの6連勝。勝ち点3で首位を走る。正村公弘監督(61)は「ここまできたら優勝を狙わないと。(4連覇中の青学大を)止めたい。第4週まで日程が空くので、しっかりと青学対策をして勝ちにいきたい」と力を込めた。