
<東都大学野球:青学大1-0東洋大>◇第3週最終日◇25日◇神宮
青学大が主将の藤原夏暉内野手(4年=大阪桐蔭)の一打で勝利を決め、勝ち点を2に伸ばした。5回まで東洋大先発の大坪廉投手(3年=智弁学園)に無安打に抑えられながらも、6回1死三塁から藤原が中前適時打を放ち、これが決勝打となった。先発の中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)は今季2度目の完封で3勝目を挙げた。
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東洋大は5回まで1四球無安打投球の大坪から3投手の継投で青学大打線をわずか2安打に抑えた投手陣だったが、打線は5安打無失点。井上大監督(51)は「バッター陣がね。もう少し食らい付かないと。とくにクリーンアップが全く機能しなかった」と、悔やんだ。次戦は、5月10日の第4週、日大戦。「体にキレがない。少し休んでからもう1度体を鍛え直して臨みたい」と前を向いた。