中大、開幕戦以来の勝利 松嶋晃希が初回１死満塁から２点適時二塁打「残り５戦勝ち切る」

日大対中大　1回裏中大1死満塁、松嶋晃は右二塁打を放つ（撮影・柴田隆二）

＜東都大学野球：中大9－4日大＞◇第3週第1日◇22日◇神宮

亜大が開幕5連勝をマークした。井上悠投手（3年＝県岐阜商）が0－0の6回途中から5試合連続となる救援登板で、4回1安打無失点に抑えて今季早くも4勝目を挙げた。青学大は東洋大との延長13回タイブレークを制し先勝。中大は開幕戦以来の勝利を挙げた。

　　　◇　　　◇　　　◇

中大は初回の松嶋晃希内野手（4年＝浦和学院）の一打が、試合を優位に進めた。1死満塁で「今日はチームでセンター方向を徹底。それを意識した」と、投手強襲の2点適時二塁打。この回だけで3点先制した。開幕戦で1勝して以来、4連敗。ミーティングでは「残り（3カード）6戦を、全部、4年生で勝ちきる」と話しあって迎えた試合で、結果を出した。「残り5戦、しっかり勝ちきりたい」と、頼もしく話した。