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父は中日打撃コーチ…亜大の小池祐吏、父の教えを胸に勝ち越しソロ含む2安打3打点 中大に連勝


東都大学野球の試合で亜細亜大学(亜大)は中央大学(中大)に4-2で勝利し、連勝を果たした。試合の勝利に大きく貢献したのは亜大の小池祐吏内野手で、2安打3打点の活躍を見せた。また、2番手投手として井上悠が好投し、6回を3安打1失点に抑え、今季3勝目を挙げた。 小池は特に6回の打席で、2-2の同点から決勝となるホームランを放ち、試合の流れを決定づけた。彼は試合前の無安打を乗り越え、努力を重ねた成果が実を結んだことを語った。小池は父親である中日のコーチ、正晃の助言「信念を持ってやり切れ」を支えにし、これまでの反省をもとに改善を続けてきた。監督の正村公弘氏は、優勝を視野に入れながらも、1試合ずつ確実に勝利を目指す方針を示した。

中大対亜大 大活躍した亜大・小池(左)はナインと喜び合う(撮影・柴田隆二)

<東都大学野球:亜大4-2中大>◇第2週第2日◇18日◇神宮

亜大が中大に2連勝で勝ち点を2に伸ばした。中日の小池正晃打撃統括コーチを父にもつ小池祐吏内野手(3年=東海大菅生)が2安打3打点の活躍で勝利に貢献。投げては2番手としてマウンドに上がった井上悠投手(3年=県岐阜商)が6回を3安打1失点の好救援で今季3勝目を挙げた。

気持ちを前面に出した一打が勝利を呼び込んだ。2-2の同点で迎えた6回、2死から、インハイの直球をレフトスタンドへ運んだ。ダイヤモンドを1周し「感触はよかった。(ホームランは)気持ちがいい」と、両手で握りこぶしを作った。中大との1戦目では5打数無安打。正村公弘監督(62)に「打席でもっと気持ちを出して」と背中を押され第1打席も一時、逆転となる中越え適時二塁打で勢いをつけた。「それまでの自分はふがいなかった。今日の打席では絶対に返してやろうと思って(打席に)立ちました」。初回から、積極的にバットを振った。

高校時代から右の巧打者として注目された逸材も、1、2年は結果を残すことができなかった。支えになったのは父正晃さんの「信念をもってやり切る」という言葉。「プレッシャーもあったけど、ただ自分に実力が足りなかっただけ。それを受け止めて、冬場の練習でしっかり振る力を補えた結果が今につながっている」と、胸を張る。

開幕から4連勝で勢いに乗る。正村監督は「上(優勝)を目指してもいいとは思いますが、油断はできない。まずは1戦必勝でやっていきたい」と、足元を見据えた。

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