
<東都大学野球:東洋大3-2青学大>◇第3週第2日◇24日◇神宮
東洋大が青学大に勝利し、1勝1敗とした。
今秋のドラフト候補に挙がる最速154キロ右腕、島田舜也投手(4年=木更津総合)がノってきた。「初回から飛ばしていった」と150キロ超えを連発。3番・小田康一郎内野手(4年=中京)への7球目で最速タイの154キロを記録。5回のピンチでは足がつるアクシデントも乗り越え「スピードよりも球威が戻ってきて、手元でさせた」と、7回1/3を7安打と試合を作った。
最後までエースの顔も忘れなかった。飯塚遥己投手(2年=常総学院)にマウンド譲る際には「しっかり状況判断してからバッターに向かっていけよ。いい緊張感で楽しめ」とアドバイス。その後もベンチの前でチームメートに声をかけ続け、勝利の後押しをした。
開幕2連敗からはい上がり、徐々に調子を上げてきたエース。4連覇中の青学大を相手に、いい緊張感の中で好投した。最後には「楽しかったです」と笑顔を見せた。