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【東京V】川崎Fと引き分け 城福浩監督「辛抱強く成長」山見大登の交代理由にも言及


川崎フロンターレと東京ヴェルディの試合は、スコアレスドローに終わり、東京Vは5試合連続で勝利を逃した。前半、東京Vは風上に立って主導権を握るも、決定機を作り出せず、後半は風下での戦いに苦しんだ。シュートは試合を通じて3本にとどまり、攻撃の精度を欠いた。城福浩監督は、試合後に選手たちの最終局面での精度不足を嘆き、より積極的にシュートを打つべきだったとコメント。また、途中交代した選手たちの守備への貢献不足にも言及しつつ、今後のチーム成長への期待を示した。

川崎F対東京V 試合前、握手を交わす川崎F長谷部監督(右)と東京V城福監督(撮影・垰建太)

<明治安田J1:川崎F0-0東京V>◇20日◇第11節◇U等々力

東京ヴェルディは敵地で川崎フロンターレと引き分け、5戦勝なしとなった。

風上に立った前半から主導権を握り、押し込んだが決定機を作るまでには至らず。無得点で前半を折り返すと、後半は風下で受けに回りほとんどチャンスがなかった。試合を通してシュート3本に終わるなど、思い切りの良さがなかった。

チームを率いる城福浩監督(64)は、「あれだけボールを持って勝ち点3をとることができず残念。最後の技術、落ち着き、判断は非常にもったいなかった。あれだけ余裕があるならペナルティーエリア周辺で足を振れるチャンスはあった。ミドルサードまでがサッカーではなくファイナルサードが本当のサッカー。精度を上げないと」と最終局面での精度のなさを嘆いた。

もっとシュートを打てる場面があったと指揮官の目には映った。「チャンスは何回か逃している。全部振れではなく、相手のペナ内でパスするならそんなに慌てるな。実績のある選手を補強できるわけがないので、辛抱強く彼らとともに成長していく余白の部分」とチームの進化に期待した。

連戦の疲労が残る中で、効果的な2次攻撃を発揮できなかった。「途中から入った選手は失った瞬間で奪い返すのが少なかった。ショートカウンターを打てるための守備をしてほしかった」とフレッシュな選手への注文も忘れなかった。

後半開始から投入したMF山見大登を同37分に交代した理由について問われると「攻撃のポジティブなものがあるのは十分承知している。だからこそ最初のカードで投入した。相手もいるから技術のミスはある。ハイスピードだから判断のミスもある。でも姿勢に関して絶対に譲らない。それをチームに示さないといけなかった」と説明した。【佐藤成】

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