
<ロッテ4-0日本ハム>◇16日◇ZOZOマリン
日本ハム新庄剛志監督(53)が、ロッテの投打の若手ヒーローを絶賛した。
打線はロッテ先発の田中晴を打ち崩せず、投手陣はロッテ山本にプロ初本塁打となる決勝の1号3ランを献上して完敗。試合後の新庄監督は「(田中晴は)よかったね。急に投球術をつかみかけている。今年、働きそうじゃないですか。山本君は(新庄監督が)監督をし始めた時に(2軍戦を見ていて)ライトからの返球とかパンチ力があるから『おっ、いい選手だな』と思いながらメモした記憶はある」と力量をたたえた。
そんな賛辞は止まらなかった。続けて「相手チームですけど、どの選手だろうが『プロ初ホームランおめでとう』っていう気持ちになるんで。(山本には)これからどんどん、ファイターズ以外で打ちまくってほしい(笑い)。いい力してますよ、ほんとに。2軍のゲームもよく見るんですけど、見るたびにホームラン打ってたから。出てくるだろうなと思ってましたけどね」とニヤリ。さらにロッテのチーム事情も推測しながら「ロッテさんも争いが激しいからね。そこで(チャンスを)つかむのが一流プレーヤーになる最初のスタートになってくるんで。今は毎日、楽しいんじゃない…てか、なんで俺がロッテの話をしてるの?(笑い)」とオチを付けていた。