
<ロッテ4-0日本ハム>◇16日◇ZOZOマリン
日本ハムは継投が決まらず、開幕からの敵地連勝が7で止まった。新庄剛志監督(53)は、0-0の6回1死一、二塁で先発加藤貴から杉浦にスイッチ。その杉浦が初球を山本に左翼席へ運ばれた。打線も5回2死満塁の好機を生かせず、今季初の0封負け。昨年から続いていたZOZOマリンでの連勝も8でストップした。
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“元ダース・ベイダー”らしからぬ苦しい展開となってしまった。新庄監督は試合後「…という試合でした」と第一声。その上で「全然(問題ない)。(今カード)1勝1敗でね」と加えた。
采配が、珍しく裏目に出た。指揮官が激しく動いたのが0-0で迎えた6回1死一、二塁の守備。まずは球審に外野守備の変更(左翼吉田をベンチに下げ、中堅矢沢を左翼へ、中堅には松本剛)を伝えた。三塁側ベンチに引き返そうとしたが、慌ててベンチから出てきた加藤投手コーチから耳打ちされ、再び球審の元へ向かい、先発加藤貴の交代を告げた。
加藤貴は、その時点で81球、5安打無失点と快投していたが「ちょっと捉えられ始めたかなというところで、ビシッと杉浦君がいってくれるかなと」。結果的に杉浦が山本にプロ1号3ランを献上し「あそこまで打った山本君が素晴らしかった」と、相手の打撃をたたえた。
この日は、SF映画シリーズとコラボした「スター・ウォーズナイト」と銘打たれての開催だった。指揮官は20年前の05年5月6日、交流戦開幕の阪神戦で「ダース・ベイダー」に扮(ふん)し始球式で投手を務めたこともあった。この日の試合前セレモニーにはダース・ベイダーが登場も、さすがに今回は監督業に専念。ベンチに座りタクトを振ったが、暗黒のアンチヒーローばりの圧倒的強さは、発揮できずに終わった。
開幕からの敵地連勝も、ZOZOマリンでの連勝も止まったが、指揮官は常に「そういう記録はどうでもいい」と話してきた。暗黒面=ダークサイドは1試合で終了。18日からの首位オリックスとの3連戦で、再び明るい話題を提供していく。【永野高輔】