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青学大・小田康一郎「ここが自分の見せどころ」タイブレーク10回、劇的な勝ち越し3ランで先勝


青山学院大学(青学大)は、日大との試合で劇的な逆転勝利を収めた。試合は1点差で青学大が追う中、9回表に大神浩郎の右越えソロ本塁打で同点に追いつく。タイブレークとなった10回表、無死二、三塁の場面で小田康一郎が右越え3ラン本塁打を放ち、青学大が勝ち越しに成功した。小田は「みんながつないできた」と語り、フルカウントからの甘い内角直球をしっかり捕らえた打球で、試合を決する一撃を放つ形となった。今年は主砲として「勝たせる打撃」を意識しており、この日の一振りがチームを導いた。安藤監督は選手たちの粘り強さを称賛し、今回の勝利がチームに自信をもたらすと語った。

青学大対日大 タイブレーク10回表青学大無死二、三塁、小田は右越えに本塁打を放つ(撮影・柴田隆二)

<東都大学野球:青学大5-2日大>◇第2週第1日◇16日◇神宮

5季連続優勝を狙う青学大が底力を見せつけた。1点ビハインドで迎えた9回表、大神浩郎外野手(1年=福岡大大濠)の右越えソロ本塁打で同点に追い付くと、タイブレーク10回には、無死二、三塁から小田康一郎内野手(4年=中京)が勝ち越しの右越え3ラン本塁打を放ち、粘り強く先勝した。

つなぐ気持ちが、小田のバットに乗り移った。「みんながつないできた。ここが(自分の)見せどころ! 腹をくくって打席に入った」と、フルカウントから甘く入った内角直球を捉えると、バットを大きく飛ばした。「打った瞬間、入ったと思った」。右翼スタンドへ高々と飛び込む打球を見つめながら、悠々とダイヤモンドを1周。確信の1発で、勝負を決めた。

今年はチームの主砲として「勝たせる打撃」を心がけ練習を重ねてきた。「打席でも思ったより力が抜けていた」と1球で仕留めた。安藤寧則監督(47)は「本当にスゴかった。1球で仕留めてくれた。今日、結果として勝てたことは自信につながる」と、笑顔で選手たちを見つめた。劣勢をもはねのける粘り強さが、青学大の強さを象徴していた。

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