
<オリックス2-0西武>◇15日◇京セラドーム大阪
オリックス高島泰都投手(25)が自己最長の7回を投げ、0封で2勝目を挙げ、チームを4連勝に導いた。
初回2死満塁のピンチを招くも、6番ネビンを143キロカットボールで空振り三振。「あそこを抑えて、波に乗っていけた」。4回から6回は3者凡退に切り、尻上がりに調子を上げた。自己最多の106球を投げ、「成長したかなと感じます」と手応え。早くもルーキーだった昨季に並ぶ2勝目を挙げ、「4月の時点で2勝できたことをすごくほっとしています」と笑みを浮かべた。
7回4安打無失点の快投。好調の打線が、西武先発の高橋に4安打に抑え込まれた投手戦に勝ち、「自信にして今後も頑張っていきたい」とうなずく。岸田監督も「出力も安定して出ていますし、球の扱いも良くなっていると思う」と評価した。
チームは今季最多の貯金8。本拠地での勝利は開幕3戦目だった3月30日以来となり、ホーム3勝3敗1分け。“外弁慶”を返上し、首位を快走中だ。