
<オリックス2-0西武>◇15日◇京セラドーム大阪
オリックスは4連勝で貯金を8に伸ばした。本拠地での勝利は開幕3戦目だった3月30日以来。
試合前時点で開幕から敵地で8連勝しながら、京セラドーム大阪では負け越していた。これで本拠地3勝3敗1分けと、“外弁慶”を返上し、首位を快走する。
ドラフト1位の麦谷祐介外野手(22=富士大)がリードオフマンの役割を果たした。プロ3度目のスタメンで、初めて1番起用。初回、西武先発の高橋に9球粘り、10球目外角高めの直球を中前にはじき返した。続く2番太田椋内野手(24)の初球ですかさず二盗を決めた。さらに捕手の送球が乱れ、迷わず三塁を仕留めた。一気に無死三塁の好機をつくり、太田の二ゴロ間に先制のホームを踏んだ。
さらに1-0の8回にも12球目に四球を選び、4番ジョーダン・ディアス内野手(24)の適時打で2点目を奪った。
先発の高島泰都投手(25)は7回4安打無失点の快投。初回に内野安打と味方の失策、さらに四球で2死満塁のピンチを招いた。それでも最後は6番ネビンを143キロカットボールで空振り三振。自己最長の7回106球を投げ、2勝目。8回ルイス・ペルドモ投手(31)、9回アンドレス・マチャド投手(31)と勝利の方程式をつないだ。