
<ウエスタン・リーグ:オリックス-中日>◇15日◇杉本商事バファローズスタジアム
中日ドラフト1位の金丸夢斗投手(22)が、関大時代の4年間を過ごした大阪の地でプロ初先発した。
まさかのハプニングから始まった。見方が1回表に2点を先制してその裏のマウンドに向かうと雨が強くなった。マウンド上で投球練習を繰り返すも、次第に地面をたたきつけるような雨脚に。金丸は苦笑いでベンチに帰った。
15分後に再開し、先頭のオリックス野口は7球で左飛に打ち取った。だが2番池田に右前打、3番横山聖に四球を与えると、4番内藤の右前打で1死満塁のピンチに。続く5番オリバレスに左前適時打を浴びて1点をかえされると、なお1死満塁で6番元に右翼へ同点犠飛、さらに味方の送球ミスもあって2-3と逆転を許した。
2回は走者を出しながら踏ん張り、3、4回はしっかり立ち直って無安打無失点に抑えた。初先発は4回82球、5安打3奪三振、1四球、3失点(自責2)。3ー3の同点で降板した。