ヨーロッパ市場の進化するニーズに応え、新しい「GO Junction」と「TS4-X」プラットフォームをはじめ、太陽光・蓄電・モビリティ・暖房機能を統合させた一体型ソリューションを披露
イタリア、モンテヴァルキ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --インテリジェントな太陽光およびエネルギー向けソフトウェア・ソリューションの大手プロバイダーであるタイゴエナジー(NASDAQ:TYGO、以下「タイゴ」または「当社」)は、住宅用および商業・産業(C&I)向けの太陽光施工業者向けに開発した最新ソリューションを、2025年5月7日から9日にかけてドイツのミュンヘンで開催されるインターソーラー・ヨーロッパにて紹介します。出展製品には、EIレジデンシャル向けソーラーおよび蓄電エコシステムに新たに加わった新製品「GO Junction」が含まれます。同製品は、太陽光発電(PV)、エネルギー管理、家庭用暖房をつなぐ重要な構成要素であり、タイゴの住宅向けソリューションを完成させるものです。


ドイツでは過去5年間で100万台以上のヒートポンプが設置されており、2030年までに1000万台に達するとの予測もあります。住宅用暖房市場は、再生可能エネルギーとスマート・テクノロジーの融合が進んでいます。現在では、太陽光発電、エネルギー貯蔵、家庭用負荷をインテリジェントに管理するシステムが登場し、暖房にかかるガス代という経済的課題にも対応しながら、太陽エネルギーへの移行を後押しする新たなアプローチが可能となっています。タイゴは、このエネルギー・アービトラージを自動化するために、GO Junctionをヨーロッパ市場に導入しました。これは、EIレジデンシャルのエコシステムをスマート暖房に拡張する革新的な追加デバイスです。タイゴの「GO EVチャージャー」によって、eモビリティが住宅エネルギー・エコシステムに組み込まれるのと同様に、GO Junctionにより、「Energy Intelligence」ソフトウェア・プラットフォーム上でサードパーティ製のヒートポンプのシームレスな統合とインテリジェントな管理が実現し、
真に統合された住宅エネルギー・システムのビジョンが実現します。
「私たちは、EIレジデンシャル用ソリューションを長年にわたって定期的に設置しており、そのすべてのコンポーネントの信頼性と統合性を高く評価してきました」と、ドイツに拠点を置くタイゴ公認施工業者Weiss-Blau GmbHのマネージング・ディレクター、ゲオルク・クライトマイアー氏は述べています。「ヒートポンプとの直接接続は、論理的に見て次のステップであり、また自家消費の最大化を重視するお客様からの要望も年々高まっていました。タイゴのGO Junctionの登場により、発電・蓄電・管理がシンプルに連携する、真の包括的なソリューションを提供できるようになりました。完全に統合されたTigoシステムは設置も容易になり、エンドユーザーにとっても大きな付加価値をもたらします。」
インターソーラーの会場に設置されるタイゴブースでは、EIレジデンシャル用システムを実際に稼働させ、太陽光発電、蓄電、エネルギー管理のすべてを統合したソリューションを紹介します。同システムは、「TS4 Flex MLPE」「単相および三相インバーター」、「モジュラー式蓄電池ストレージ」、そして配線・通信・フルバックアップ機能を一体化したコンパクトなキャビネットである「EI Link」などで構成されています。来場者は、プラットフォームにeモビリティを直接統合する「GO EVチャージャー」と、ヒートポンプをエネルギー管理に組み込むことを目的として設計された新しい「GO Junction」という2つの新製品をご覧いただけます。これらのイノベーションは、EIレジデンシャル用システムが、スマートで拡張性があり、エネルギー転換にも対応できる、現代の住宅向けの真のオールインワン・エネルギー・ソリューションへと進化していることを示しています。
「タイゴのGo Junctionは、単なる技術的な進歩ではなく、当社のシステムを日々取り扱う施工業者の皆さまの経験とニーズから直接生まれたソリューションです」と、タイゴエナジーのEMEA地域営業担当上級副社長兼ヨーロッパ地域マネージング・ディレクターのミルコ・ビンディは述べています。「施工現場からの声を継続的な対話を通じて実際の製品に反映させることによって、市場との重要なフィードバック・ループを構築しています。トータル・クオリティ・ソーラー(TQS)への当社の取り組みは、製品開発や製造から設置、長期にわたるサービスに至るまで、太陽光発電のサプライチェーンのあらゆる段階で卓越した成果を追求する指針となっています。このTQSの精神は継続的なプロセスとして、企業活動の枠を超えて私たちの活動の基準を定義しています。」
また、インターソーラーを訪れるヨーロッパの太陽光発電の専門家は、「TS4 Flex MLPE」製品群も全てご覧いただけます。中でも、TS4-Xは、モジュール式デバイスのシリーズに先進的な機能を備えた強力な最新プラットフォームを提供します。高出力の太陽光モジュールに対する今日の需要に応えるために設計されたTS4-Xは、最適化、モニタリング、そしてラピッド・シャットダウンを組み合わせた、柔軟なソリューションです。すべての性能データ、および最適化によって回収された電力量(回収エネルギー)は、「エネルギー・インテリジェンス」ソフトウェア プラットフォームで確認・分析が可能であり、施工業者とシステムオーナーの両者に、PV設備全体にわたる高度な管理機能、包括的な診断機能、よりスマートなエネルギー管理機能を提供します。
タイゴ・ソリューション、設置のベストプラクティス、グリーン・グローブ・サービス・プログラムに関する最新情報については、2025年5月7日から9日にメッセ・ミュンヘンで開かれるインターソーラー・ヨーロッパのホールB4、ブース160で、専用展示会ページの簡単なフォームに記入して、タイゴ・カスタマー・サクセス技術チームとの面談予約をお申し込み下さい。
タイゴエナジーについて
2007年に設立されたタイゴエナジー(Nasdaq:TYGO)は、住宅用、商業用、および公共向け太陽光発電システムにおいて、安全性の向上、発電量の最大化、運用コストの削減を実現するスマートなハードウェアおよびソフトウェア・ソリューションを提供する世界的なリーディング・カンパニーです。当社は、独自のFlex MLPE(モジュール・レベル・パワー・エレクトロニクス)と太陽光最適化技術を、クラウドベースのインテリジェントなソフトウェア機能と組み合わせ、高度なエネルギー・モニタリングと制御を可能にしています。タイゴのMLPE製品は、パフォーマンスを最大限に引き出し、リアルタイムのエネルギー・モニタリングを可能にするとともに、モジュール・レベルで義務付けられているラピッド・シャットダウンに対応します。また、同社は住宅用太陽光+蓄電市場向けのインバーターや蓄電システムなどの製品の開発・製造も行っています。 詳細については、www.tigoenergy.comをご覧ください。
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