
<ドジャース2-4カブス>◇12日(日本時間13日)ドジャースタジアム
「1番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(30)は、5打数無安打で見せ場なく終わった。
第1打席から相手の先発レイに苦戦。21年から2年間、ソフトバンクに在籍していた右腕を攻略できなかった。7回の第4打席で、強烈なライナーを右翼へ飛ばしたが、正面を突いてアウト。カブスの投手陣を打ち崩せなかった。
ここまで17試合の出場で打率2割7分3厘、4本塁打、5打点。ロバーツ監督は大谷の状態について、「ショウヘイは、捉えた打球を右翼へ飛ばしたし、いい状態にいる。(ボール球を)追いかけていないし、しっかり球を見極めている。全く心配していない。ただ、もっと彼の前に走者を出さないといけない」と振り返った。
今季、大谷が得点圏で迎えた打席は7打席。そのうち4打席は四球で、3打数無安打で効果的な攻撃が出来ていない状況が続いている。