
<ドジャース0-16カブス>◇12日(日本時間13日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、2試合ぶりの安打&盗塁を決めたが、チームは0-16で大敗した。
1回にカブス・ブラウンから詰まりながら右前打。3番T・ヘルナンデスの打席で二盗を決めた。3回の2打席目は強烈な打球の二ゴロ、6回の3打席目は4球目に右翼ポール際への大ファウルを放った後に右飛に倒れ、大量リードを許した4打席目は代打を送られた。
試合前練習では、ブルペン入りし、今年最多タイとなる30球を投げた。投手調整を再開後、5度目のブルペン入りだったが、速球、ツーシーム、スプリットなど変化球も交えた。大谷のブルペン投球にはロバーツ監督、フリードマン編成本部長、ゴームズGMら球団幹部とともに、グラスノーらが熱視線を送った。
ロバーツ監督は「ブルペンは良かったよ。(球速は)90~92マイル(約145~148キロ)くらいだったので、今の時点で十分な球速が出ていた」と評価。今後は球数を増やしていきながら経過を見守る予定で、「次のステップでスライダーを織り交ぜるなど、他のことを試し、その後に打者を相手に投げることになる。まだ時間はかかる」と話した。