
<プレミアリーグ:リバプール2-1ウェストハム>◇13日◇第32節◇アンフィールド
首位リバプールはホームでウェストハムに2-1で競り勝った。2試合ぶりの白星で勝ち点を76に伸ばし、2位アーセナルとの差を13に広げた。前半18分にFWルイス・ディアス(28)が先制。後半41分にオウンゴールで同点に追い付かれたが、同44分にDFファンダイクが勝ち越し点を決めた。MF遠藤航(32)は後半40分から出場した。
ホームで序盤から攻め続けたリバプールは前半18分、FWサラーが右サイドを猛スピードで抜け出すと、左足アウトサイドでラストパス。そこに逆サイドから走り込んだルイス・ディアスが右足で合わせて先制した。
サラーは今季18アシスト目、ルイス・ディアスは今季11ゴール目。いとも簡単に攻め落とした。その後は押し込みながらも追加点が奪えなかったが、前半をリードして折り返した。
英BBCによると、リバプールが前半をリードして折り返したホーム戦は過去152試合無敗(139勝13分け)。2009年12月のアーセナル戦で1-2と逆転負けしたのが最後の敗戦となっている。
後半22分に最終ラインの背後を突かれたが、そのピンチはリーグ戦で3試合ぶりの復帰となったGKアリソンが好守で防いだ。
後半40分、遠藤がサラーに代わって出場。ボランチの位置に入った。だが、その1分後に自陣右サイドからクロスを送られ、DFファンダイクとDFロバートソンが重なるようになってオウンゴール。同点に追い付かれた。
それでも、ホームでは前半をリードした試合で勝ちきるという驚異的なデータの通り、後半44分にMFマカリスターの右CKをファンダイクが頭で合わせて勝ち越しに成功。そのまま2-1で勝ちきり、5季ぶりのリーグ優勝へ大きく前進した。