
<日本ハム-西武>◇13日◇エスコンフィールド
負傷離脱している日本ハムのアリエル・マルティネス捕手(28)が、日々の感謝の思いを込め、メディア向けに「サンデードーナツ」を差し入れた。
午前10時半過ぎ「メディアの皆様へ Happy Sunday」とメッセージを添えられたドーナツが、球団職員によって届けられた。元々は昨季まで所属し、今季から米ブルージェイズのフロントスタッフに就任した加藤豪将内野手(30)が日曜日のホームゲームで始めたもので、以後は、助っ人外国人選手を中心に、引き継がれてきた。
マルティネスは11日、北海道・北広島市内の病院で検査を受け、右前腕屈曲回内筋群筋損傷と診断され、エスコンフィールドでリハビリを続けている。負傷中の選手が差し入れるのは、極めて異例。苦しい状況の中でも、周囲への強い感謝の思いが、行動に移されたものと考えられる。