
<阪神6-3中日>◇11日◇甲子園
阪神が今季ホーム6試合目で待望の白星を挙げた。1日からのホーム開幕DeNA3連戦(京セラドーム大阪)を含め、ホーム5戦は引き分けを挟んで4連敗中だったが、先発全員安打と打線が奮起。今季初の「あと1人コール」、勝利の「六甲おろし」の歓喜の声が甲子園に広がった。
藤川球児監督(44)も「『あと1球』とか、『あと1人』を聞いて、久しぶりに聞いた。これだこれだ、と思い出しながら、非常に勝ったときはいい気持ちですね」。勝利を託されてマウンドに上がった現役時代を思い起こした。
指揮官は「自分たちの一番背中を押してくれていたものを久しぶりに聞いて。これが勝つ最後の瞬間かと思い出しましたね。ちょっとゲーム中でしたけど、にやけちゃいましたね」と振り返った。