
<巨人0-1阪神>◇6日◇東京ドーム
阪神藤川球児監督(44)が、1点を守り抜いたリリーフ陣をねぎらった。
先発の門別が6回途中5安打無失点で降板した後、6回に2死一、三塁でルーキー工藤が5球で火消し。開幕前に支配下を勝ち取った育成ドラフト1位右腕に「見事に工藤がハマってくれたと言いますか。一番使いたいところで、今日タイミング良く回ってきましたね。ああいう場面を待っていたところがある。良かったです」とねぎらった。
続いて7回にマウンドに上がったのは石井。今カード3連投で、先頭ヘルナンデスに二塁打を浴びながらも1回1安打無失点に抑えた。これがチームとしても初の3連投。「もともと連投に制限は持っていなくてですね。日曜日でどうしても勝ちたいですから、勝てるところはしっかりとというところでは取り切れたので、みんなが報われましたね」と胸をなで下ろした。
その後は桐敷、岩崎とつないで見事な無失点リレー。「ブルペンがチームの心臓ですし、本当にそう思い続けていますけど、非常にいいチームワークでこの3戦、きれいにはハマりましたね」。チーム一丸でつかんだ3連勝となった。