
<ロッテ4-5ソフトバンク>◇11日◇ZOZOマリン
ソフトバンクが3位タイに浮上した。4日に単独最下位に転落して、わずか1週間で今季初のAクラス入りとなった。
同点に追いつかれた直後の10回に、途中出場の野村勇内野手(28)が2年ぶりの1発となる今季1号ソロで勝ち越しに成功した。
4回には山川穂高内野手(33)が今季3号ソロを放った。1-0の4回1死、昨季までソフトバンクに在籍していたロッテ石川柊太投手(33)の147キロストレートを左翼席に運んだ。「打ったのは真っすぐ。いい感覚で振り抜くことができました。ホームランと大きい追加点を取ることができて良かったです。大事なカードの頭を取れるように頑張ります」。同点で迎えた9回に、この試合2本目となる勝ち越しの4号ソロ。開幕から打撃は低調だったが、昨季のパ・リーグ本塁打王&打点王が完全に目覚めた。
チームは引き分けを挟んで4連勝。昨季のパ・リーグ覇者が本来の力を取り戻した。