
ヤクルト石川雅規投手(45)がプロ野球史上初の24年連続勝利から一夜明けた10日、次なる偉業への思いを強くした。
甲子園でキャッチボールなどで軽めに練習。前日の白星で通算187勝とし、節目の200勝まで残り13勝となった。「1つ1つですけど、現役でいる以上は目指したいところでもありますし、体が動く限りは野球選手でいたい」と見据えた。
今季初登板で手にした勝利だった。「自分に勝ちがついたってことは、チームが勝ったこと。それがすごく大きかった。ピッチャーはまず1つ勝てるかどうかってすごく大きい。1つ目がないと、すごく不安になって、ちょっと変な焦りも出てくる。よーいドンで勝てたのはすごい大きかった」と振り返った。「元気をもらった」など祝福のメッセージも数多く届いた。
この日、出場選手登録を抹消された。間隔を空けて次なる登板に備えていく。石川は「昨日、勝ちましたが、また気持ちも新たに次に向かっている。体と心をしっかりコンディショニングし、次に向かっていきたい」と力を込めた。