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【ヤクルト】45歳石川雅規が偉業、プロ野球史上初の24年連続勝利 3点ビハインドから真骨頂


ヤクルトの石川雅規投手がプロ野球史上初の24年連続勝利を達成しました。石川は阪神との対戦で5回を投げ、5安打3失点で187勝目を挙げました。通算200勝まであと13勝とし、24年目のシーズンを迎えてもなお向上心を見せ続けています。試合では3回から4回にかけてピンチをしのぎ、6回にはヤクルト打線が5得点し逆転。この勝利により、1980年代から活躍する投手を上回る記録を打ち立てました。石川は今シーズンも競争を勝ち抜き、チームに貢献しています。

阪神対ヤクルト 4回裏を投げ終え、声を出してベンチへ戻るヤクルト石川(撮影・前田充)

<阪神3-5ヤクルト>◇9日◇甲子園

ヤクルト石川雅規投手(45)がプロ野球史上初となる24年連続勝利を達成した。通算187勝目。通算200勝の節目まで、残り13勝となった。

5回5安打3失点(自責1)。援護を信じて粘投すると、3点を追う6回に打線が5得点で逆転に成功した。

これで工藤公康、山本昌、三浦大輔の23年を抜き、ルーキーだった02年から24年連続勝利の偉業となった。45歳以上での勝利も浜崎真二、工藤、山本に次ぐ4人目となった。

粘って試合をつくった。3回2死三塁は前川を空振り三振。4回1死一、三塁ではビーズリーのスリーバント失敗を誘い、近本は遊ゴロでしのいだ。先発予定だった1日広島戦が雨天中止となり、仕切りなおしの一戦。「どんな試合も緊張感の中でやる。緊張感の中で結果を残したい」とマウンドに向かった。

2回には悔やまれるミスもあった。無死満塁のピンチで外角低めに121キロのシンカーを沈め、梅野のバットの芯を外した。打球を処理し、本塁封殺を狙った。タイミングはアウトだったが、うまくボールを握れず悪送球で先制点を献上。犠飛とセーフティースクイズで3点を失ってからが真骨頂だった。

先発予定だった1日広島戦が雨天中止となり、仕切り直しで迎えた先発マウンド。キャンプから「自分のポジション、立ち位置を確保する競争。アピールをしまくりたい」と結果を示し、24年目も先発の一角を託された。

初勝利は02年4月4日広島戦だった。サッカー日韓W杯開幕の約2カ月前のこと。そこからプロ野球の最前線で戦い続けている。「24年目ですけど、まだまだ野球がうまくなりたい。勝ちたいという思いが強い」。果てしない向上心に満ちあふれている。

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