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【西武】中村剛也、球団記録更新の22年連続本塁打も「特にないです」西口監督は「さすが」


西武はロッテに敗れ最下位に転落したが、41歳の中村剛也が代打で今季1号の2点本塁打を放ち意地を見せた。9回、6点ビハインドの中でロッテの益田から左翼への力感を抑えたスイングで打ち上げた。中村の本塁打は22年連続であり、球団記録を更新。ベテランの一発が若手への刺激となることを監督は期待している。代打本塁打は14年ぶりで、西武では3人目となる40代選手の代打本塁打だ。

西武対ロッテ 9回裏西武1死一塁、2点本塁打を放った代打中村剛(左手前)は生還しチームメートとタッチをかわす(撮影・滝沢徹郎)

<西武3-7ロッテ>◇8日◇ベルーナドーム

西武は、ロッテとの今季初戦を落とし最下位に転落した。リリーフ陣が打ち込まれ中盤に点差を広げられたが、チーム最年長の41歳ベテラン中村剛也内野手が22年連続本塁打となる今季1号2ランを放って一矢報いた。

6点ビハインドの9回1死一塁から代打で登場。ロッテ守護神の益田の球に合わせ、力感ないスイングから左翼席に集うファンの下へと運んだ。「(スタンドへ入るか)打球が低かったのでどうかなと。(感触は)良かったんじゃないすか」。自身の球団記録を1年更新し「特にないです」と一言。上向きを感じさせる打撃内容にも「大丈夫です」「頑張ります」と短い言葉で切り上げたが、ロッカールームへと引き揚げる足取りは軽かった。

西口監督は「さすがって感じですよね。力みなく自分のスイングでしっかり打っていった中で、ああいう形でホームランにしている」と絶賛した。ベテランの1発がもたらすチームへの効果は無限大。「若い選手も振り回すだけじゃなく、ああいう形でも入るってところを見習っていってほしい」と、若手へのカンフル剤となることを願っていた。【平山連】

▼41歳の中村剛が代打で今季1号を放ち、04年から22年連続本塁打。シーズン連続本塁打は89~15年谷繁(中日)の27年が最長で、22年以上は9人目。パ・リーグでは野村克也(西武)25年、門田博光(ダイエー)23年に次ぎ3人目。代打弾は14年10月3日楽天戦以来11年ぶり6本目。西武で40代選手の代打本塁打は、80年に44歳で2本打った野村、24年に40歳で打った栗山に次ぎ3人、4本目。

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