
<西武3-7ロッテ>◇8日◇ベルーナドーム
西武は、ロッテとの今季初戦を落とし最下位に転落した。リリーフ陣が打ち込まれ中盤に点差を広げられたが、チーム最年長の41歳ベテラン中村剛也内野手が22年連続本塁打となる今季1号2ランを放って一矢報いた。
6点ビハインドの9回1死一塁から代打で登場。ロッテ守護神の益田の球に合わせ、力感ないスイングから左翼席に集うファンの下へと運んだ。「(スタンドへ入るか)打球が低かったのでどうかなと。(感触は)良かったんじゃないすか」。自身の球団記録を1年更新し「特にないです」と一言。上向きを感じさせる打撃内容にも「大丈夫です」「頑張ります」と短い言葉で切り上げたが、ロッカールームへと引き揚げる足取りは軽かった。
西口監督は「さすがって感じですよね。力みなく自分のスイングでしっかり打っていった中で、ああいう形でホームランにしている」と絶賛した。ベテランの1発がもたらすチームへの効果は無限大。「若い選手も振り回すだけじゃなく、ああいう形でも入るってところを見習っていってほしい」と、若手へのカンフル剤となることを願っていた。【平山連】
▼41歳の中村剛が代打で今季1号を放ち、04年から22年連続本塁打。シーズン連続本塁打は89~15年谷繁(中日)の27年が最長で、22年以上は9人目。パ・リーグでは野村克也(西武)25年、門田博光(ダイエー)23年に次ぎ3人目。代打弾は14年10月3日楽天戦以来11年ぶり6本目。西武で40代選手の代打本塁打は、80年に44歳で2本打った野村、24年に40歳で打った栗山に次ぎ3人、4本目。