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【阪神】好投才木援護できずホーム開幕4戦目も「六甲おろし」歌えず「また明日ですね」藤川監督


阪神タイガースは甲子園での今季初戦でヤクルトスワローズに0-1で敗れました。体調不良の佐藤輝明選手が先発から外れた打線は振るわず、ヤクルト先発の高橋投手に封じられました。試合は8回まで互いに無得点の展開が続きましたが、ヤクルトのサンタナ選手が打った1点を守り切り、阪神は完封負けを喫しました。試合前には多くのレジェンドOBが集まり観客を沸かせたものの、試合は短時間で終わり、観客はため息を漏らしました。阪神にとってはホームでの勝利が遠のいており、藤川監督は次戦での巻き返しを誓いました。

阪神対ヤクルト ファンへのあいさつを終えベンチに引き揚げる藤川監督(撮影・上田博志)

<阪神0-1ヤクルト>◇8日◇甲子園

球団創設90周年イヤーの阪神が、今季初の甲子園でヤクルトに0-1完封負けを喫した。体調不良の佐藤輝明内野手(26)がスタメン落ちした打線は、先発高橋らを打ちあぐねて散発3安打。無失点快投を続けた才木浩人投手(26)が8回、サンタナに均衡を破られる1点に泣いた。試合前には歴代レジェンドが登場するなど、多様なイベントで盛り上がった甲子園だったが、ホーム開幕4戦目も六甲おろしを歌えなかった。

   ◇   ◇   ◇

試合前の甲子園は田淵氏や掛布氏、金本氏や桧山氏、鳥谷氏らレジェンドOB8人の大集合に沸いた。4万2608人は今季NPB最多観衆。だが試合は今季チーム最短の2時間44分、せつないため息とともにゲームセットを迎えた。藤川監督も静かに、試合を振り返った。

「こういう展開のゲームが多いのは、外から見て分かっていることは分かっている。何とかゲームを動かしたかったけど、相手が上回ったというところですね。また明日ですね」

待ちに待った甲子園の開幕ゲームで、ヤクルト先発高橋らの前に散発3安打。三塁も踏めず、今季2度目の完封負けを喫した。

0敗の予兆なのか、絶好調の主砲にアクシデントが起きていた。全9試合に先発出場し、リーグトップ4本塁打&8打点で2冠だった佐藤輝がベンチスタート。試合前に行われた屋外の全体練習にも姿を見せず、指揮官は試合後に体調不良だったことを明かした。「体調のところなので、いろいろとやらないといけないことがあるので、仕方ないです」。試合中もコンディション調整に務めていたとみられ、1点を追う8回無死一塁で代打で出場。左腕の前に空振り三振に倒れたが、その姿を見たファンからはこの日最大級の大歓声と「テル」コールが響いた。

佐藤輝は「体調がちょっと良くなくて。少し良くなったんで、最後出たという感じです」と説明。練習を十分にできない中での出場にも「そういう時もあるかもしれないんでね。いい経験にはなりました。明日もしっかり準備していけるようにしたい」と話した。9日以降も状態を見ながら、出場が判断される方向だ。

試合前には、8人のレジェンドOBが慣れ親しんだポジションにつき、現役選手たちにエールのバトンを渡したが、勝利のリレーとはならなかった。ヤクルト高橋を前に、3回までに出塁したのは大山の四球のみ。7回は大山と前川の四球から1死一、二塁の好機をつくるも、代打の切り札原口が遊ゴロ併殺に倒れた。

藤川監督は「借りを返さなきゃいけないですね。次ね。才木に対してね。打線はちょっとね」と奮起を求めた。京セラドーム大阪も含めたホーム開幕4試合でまだ六甲おろしを歌えていない。今日こそ快勝で大合唱といきたい。【磯綾乃】

▼阪神が甲子園初戦で黒星。ホーム開幕となった京セラドーム大阪での4月1日からのDeNA3連戦では●△●で、今季はホームで4戦勝ちなし。ホームで開幕から4試合未勝利は99年4連敗以来、26年ぶり。同年は開幕から6試合敵地で戦い、甲子園に戻り中日、横浜に4連敗だった。

阪神原口(7回1死一、二塁から代打で出場も高橋の前に遊ゴロ併殺打)「流れとして重要なところだった。自分の1本で変わる状況で、何とかしたかった。難しい球に手を出してしまった。修正して次は打てるようにしたい」

阪神漆原(9回に今季初登板で2者連続三振含む3者凡退)「0-1の終盤で、何としても無失点でいきたい場面。何とかしっかりゼロで帰ってこられたのでよかったです」

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