
広島の新助っ人ジョハン・ドミンゲス投手(29=ホワイトソックス3A)が8日中日戦の来日初登板初先発に向けて7日、マツダスタジアムで最終調整した。1日ヤクルト戦が雨天中止となった影響で、日本デビュー登板が持ち越しとなった。登板予定だった3日から間隔が空いたが、ブルペンでの投球を増やして調整。「ようやく投げられる機会が来た。このために準備をしてきたので、明日が楽しみです」と意気込んだ。
来日初登板の舞台は、ぎふしん長良川球場となった。地方球場でのデビューにも「球場がどこであれ自分には関係ない。球場にマウンドさえあれば、それだけで十分。そのマウンドに対して、いかに自分が調整していくかだけの問題なので、マウンド(環境)は関係ない」ときっぱりだ。
10代のときにカープドミニカアカデミーに所属していた右腕は米国をへて、今年広島に加入した。「非常に心地よく過ごせていますし、できるだけ長く日本で野球することを目標にしているので、しっかりやっていけるように頑張っていきたい」。ジャパニーズドリームへの第1歩を踏み出す。【前原淳】