starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【西武】大量リード許した試合で鳥越裕介ヘッドコーチが見ているもの、求めているものは


西武ライオンズはソフトバンクに1-11で大敗し、試合後の鳥越裕介ヘッドコーチは選手たちの取り組みに対して「60点だ」と評価しました。試合は5回を終え0-8と大差がつき、主力選手を休ませる展開となりました。鳥越ヘッドは、試合の後半も含めて選手たちが努力しつつも、必要な部分がまだ足りていないとの評価をしています。しかし、選手に対してさらなる高い要求をし続ける姿勢を貫いており、次のステップに進むためにこうした場面での成績向上を求めています。さらに、西川愛也外野手や若手選手たちが打撃で健闘したことも挙げ、若手の姿勢と成果を評価しました。大差の試合でも決して諦めず、成績向上を目指す若手たちの奮闘が光ります。

西武鳥越裕介ヘッドコーチ(25年2月2日撮影)

<ソフトバンク11-1西武>◇6日◇みずほペイペイドーム

10点差で敗れた。西武のある選手は何も問わずとも「今日は完敗です」とすがすがしいまでに言った。

5回を終え、0-8だった。捕手の古賀、遊撃の源田と守備の要がベンチに下がった。山川の長打に持って行かれた失点の流れも含め、客観的にみれば“敗色濃厚”といえた。

こんな時、6回以降はどう戦うか。首脳陣は何を見て、何を求めているか。

鳥越裕介ヘッドコーチ(53)に尋ねた。6回以降、光って見えたものは。

「あ~、あんまり、そこまでないね。もうちょっと、ほしかったかな」

率直な声だった。では、こういう展開で選手にはどうあってほしいのか。鳥越ヘッドは「うーん…」と言いつつ「いや、でも、比較的、全体的に(やってほしいことを)やろうとしている、というところはあるので」と一定の評価を口にする。そして続ける。

「まぁ、でも、例えばやけど、こちらとしては70点、75点以上は欲しいなというところで60点というか、ちょっとしたものが足りないかなというのはある。だから、ダメではない。結果としてついてこない」

それがこの日の6回表~9回表の総評だ。

昨季は91敗した。点差以上に、明確な力量差を見せつけられた試合も少なくない。仮に試合途中から選手が代わっても「打つ手なし」の試合もあった。

運命的にその「91」を背負う鳥越ヘッドは、そこへの慣れを認めない。まだ強力な選手層ではない。一方的になる試合が時にあるにはしても-。

「今まではそれでOKだったかもしれないけど、そういうところへの俺の要求はちょっと高めなんで。チームとしてさらに上へ行くためには、そういう時の点数を上げましょう。そんな感覚で見てます。だから、いま選手たちがやろうとしていることは、ダメではない」

そう言う。光って見えたものは「そこまでない」としながら「西川とか、牧野が後から言ってそれなりにやったり、っていうくらいかな」と付け加える。

選手たちも大差をつけられれば悔しい。それでもあきらめたら、その試合だけでなく、その先まで響いてしまう。負けグセがついたら変われない。

大差がついた終盤にも安打して猛打賞となった西川愛也外野手(25)は言う。

「何も変わらず、全然変わらず、ですよ。何点差でも1打席は1打席で、僕やチームの成績には変わりないので。僕は僕のバッティングをしようと思ってやっています」

西口文也監督(52)も「長打の差でこれだけ付いたけど、ヒット数はね、うちも2ケタは出てるから」と若手たちの姿勢と、少しずつの成果をしっかり見ている。【金子真仁】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.