
<巨人-阪神>◇6日◇東京ドーム
阪神のルーキー工藤泰成投手(23)が、見事な火消しだ。
1点リードの6回2死一塁で、先発の門別が岡本に中前打を浴び、2死一、三塁となったところで降板。2番手でマウンドに上がったのは、開幕直前に支配下登録を勝ち取った育成1位の工藤だった。
迎えた甲斐に2球ボールとなったが、その後続けて2つのファウルを奪うと、最後は143キロフォークで空振り三振。見事にピンチを切り抜け、雄たけびを上げた。
リリーフとして開幕1軍入りを勝ち取った工藤は、プロ初登板だった3月29日広島戦(マツダスタジアム)こそ1失点したが、これで3試合連続無失点となった。