
<フィリーズ1-3ドジャース>◇5日(日本時間6日)◇シチズンズバンクパーク
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場し、3打数無安打1四球に終わった。4試合連続安打とはならなかった。
第1打席は昨季14勝の右腕ノラと対戦。カウント1-1から、低めのナックルカーブを空振り追い込まれると、続く4球目も同じ球で空振り三振に倒れた。
第2打席は2-1の3回無死でフルカウントからの8球目、外角低めのナックルカーブを見極め四球で出塁した。続くベッツの左前打で二進すると、3番T・ヘルナンデスの遊ゴロ併殺で三進したが、コンフォートが中飛に倒れた。
第3打席は2-1の5回1死、1ストライクから外角のナックルカーブを引っかけ、二ゴロに倒れた。
第4打席は3-1の6回2死で右腕ロスと対戦。初球の真ん中付近の直球を打ち上げ、中飛に倒れた。
これで打率は2割9分7厘、3本塁打、3打点、2盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.990としている。
チームは大谷がコスメブランド「デコルテ」のCMで見せるポーズが大流行。出塁した選手は右手親指と人さし指を横向きにし、目の前を左から右にスライドさせる「デコルテポーズ」を見せた。
この日は試合前にブルペンで、速球、ツーシームのほか、スプリット、カットボールを交えて26球の投球練習。多少のばらつきが見られたものの、二刀流復活へ、着実に進展している様子をうかがわせた。デーブ・ロバーツ監督(52)によると、次回は10日、12日にそれぞれブルペン入り。打者相手の投球については「まだ決まっていない」と説明した。また、今後のステップとして、球種、球数を増やしつつ、「復帰するまでに、7日間の(投球)プログラムを維持するようにしている」と、これまで通り、慎重に進めていく考えを明かした。