
<広島2-0阪神>◇30日◇マツダスタジアム
阪神は2年ぶりの開幕3連勝はならなかったが、藤川球児監督(44)が悲観することはなかった。
先発の高卒3年目左腕、門別啓人投手(20)が5回途中8安打2失点でプロ初勝利はまたもお預け。打線も広島先発森らに2安打に抑え込まれて完封されたが指揮官は前を向いた。敵地でのカード勝ち越しというポジティブ要素を持って、ホーム開幕となる4月1日からのDeNA3連戦(京セラドーム大阪)に臨む。
阪神藤川監督の主な一問一答は以下の通り
-門別はなかなか決めきれない部分もあった
「粘られながらでしたけど、しのぎながらいったんじゃないかなと思いますね」
-伊原は初登板で持ち味を出せた。
「そうですね。シーズン長いですから、しっかりといい結果でまた次を迎えると思います」
-テンポのいい投球はビハインドで投げる投手に求められる要素か
「あんまり関係ないです。ビハインドとか、勝ってる負けてる状態とか気にせずに、彼がまずはきれいに立ち上がってくれたので、これでまたシーズン戦っていけるなという感じがしますね」
-広島先発森がいいピッチングで絞りづらさも
「始まったばかりですからね。また京セラからですね」
-積極的に仕掛けてる印象を受けたが、結果はともわなくても、やりたいようにできているか
「まあ全部がね、そういうふうにはいかないです。8回のいいところでね、またハーン投手が出てきてね、うまくやられたなというところがありましたけど。あそこのチャンスまで待っていたというね、2ー0で来られてましたので、そのあたりも含めてゲームが生きた状態で来てましたからね。負けは負けですけどね、形的にはチャンスはあったんじゃないかなと思いますから。また京セラ戻ってですね」
-始まったばかりだが、中野のバッティングの現状は
「それは結果ですからね。また火曜日から、何度も言いますけど、1つ1つリスタートというかね、1日1日と言ってますから、また火曜日からですね」