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【阪神】藤川新監督が初のOP戦総括「いいことも課題も」3勝5敗4分け10位「非常に面白い」


阪神の藤川球児監督は、オープン戦を3勝5敗4分けで終えたが選手たちの調子が良好で、課題も浮き彫りになったとして満足感を示した。メジャー2球団との試合も含め、主力メンバーが怪我なく完走したことを喜び、開幕メンバーや戦略を精査している。村上を開幕投手に指名済みで、指揮官の頭の中では万全の開幕準備が進んでいる。選手たちはこの期間を通して個々の状態の向上を確認しており、特に投手陣のパフォーマンスに期待を寄せている。新たなシーズンに向けての意気込みと準備が整う中、藤川監督は面白く、アグレッシブなチームを目指すと話している。

オリックス対阪神 4回表を終え、選手交代を告げる阪神藤川監督(撮影・前田充)

<オープン戦:オリックス2-1阪神>◇23日◇京セラドーム大阪

オープン戦負け越しフィニッシュにも阪神藤川球児監督がオープン戦を終えて及第点を与えた。

3勝5敗4分けの10位。チームとして3年連続で勝率5割を割った。それでも今季からチームを預かる指揮官は「選手たちのコンディションもよく、オープン戦を通して、いいことも課題も出た。非常にいい準備期間だった」。3月中旬にはメジャー2球団とのプレシーズンゲームも挟んだが、主力選手のリタイアもなく完走できたことを素直に喜んだ。

3・28開幕投手は村上を指名済み。「何とかこれでベストメンバーで開幕日を迎えられる」。指揮官の頭の中では開幕オーダーも準備万全だ。「想像がつかないですけど、非常に面白い、アグレッシブなチーム。締めるところは締まっていくようなチームになっていくと思います。期待して見てもらいたい」。新生藤川阪神の出船を見据えた。

▽阪神桐敷(1回無安打無失点)「まっすぐの感覚もいいですし、ベストな状態でいけてるので、あとは粘り強く1年間戦力になること。状態のいい悪い関係なく、しっかりゼロで抑えることにこだわっていけたらなと思います」

▽阪神佐野(1軍オープン戦初出場も見逃し三振)「平常心でやれたが球質やキレだったり、レベルの違いというか、自分の実力のなさを感じた」

▽阪神岩崎(8回から登板。1回無安打無失点)「シーズン入ってもしっかりやっていきたいと思います」

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