
<W杯アジア最終予選:イラン2-2ウズベキスタン>◇25日◇A組◇第8戦◇テヘラン
2026年FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選は25日、各地で第8戦が行われ、A組のイラン(FIFAランキング18位)はホームのアザディ・スタジアムでウズベキスタン(同58)と対戦し2-2で引き分け、4大会連続7度目の本大会出場を決めた。アジアでは3試合を残して突破を決めた日本に続き2番目。
今予選のイランは、FWタレミ(32=インテル・ミラノ)とFWアズムン(30=UAEアルアハリ)がゴールを量産。欧州主要1部リーグで得点王に輝いた実績もあるFW2人が攻撃をけん引した。守備も前回のカタール大会で注目を集めたGKベイランバンド(32=トラクトゥル)を中心に安定感があった。
昨年2月のアジアカップ準々決勝ではタレミを出場停止で欠きながら日本を圧倒して2-1で勝利。23年3月に就任したアミル・ガレノエイ監督(61)の下、順当にアジア予選を突破した。
イランはW杯に1978年アルゼンチン大会で初出場し、通算3勝4分け11敗。過去6度は全て1次リーグで敗退しており、来年の北中米大会で初の決勝トーナメント進出を目指す。